被せ物・詰め物が脱離したら - vol.71 -
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被せ物・詰め物が脱離した場合の対処についてお話します。
被せ物・詰め物が脱離するにはいろいろな原因が考えられますが、主な原因は、
・むし歯
・噛み合わせ具合
・歯質の状態(脆弱・高径など)
・不適切な窩洞形成(浅い・維持不良など)
・被せ物、詰め物の精度(適合精度など)
・形態不良(歯間ブラシ、フロスが通しにくい・引っかかるなど)
・材質の劣化
・合着剤(セメント)の劣化
などです。
脱離しても「忙しいから」「めんどくさいから」「痛みがないから」「不自由ではないから」などの理由で、長期に脱離状態を放置される方もいらっしゃいますが、放置することにより歯が傾いたり・移動して隣や相手(対合歯)の歯に接触したり、噛み合わせが狂ったりと時間が経てば経つほどその後の治療に影響し、治療が長引く可能性は高くなります。
口腔内の状態にもよるため全ての方とは言えませんが、多くは1日放置しただけでも移動してしまいますので脱離した場合はすぐにでも掛かりつけ医に連絡もしくは受診することをお勧めします。
また治療中の場合、セメントや仮歯の脱離・破損は、薬の漏洩や歯質の破損、そして噛み合わせに支障をきたすだけでなく、次回に適切な処置が行えなくなってしまう場合もありますので「治療中だから…」「もう少しで次の予約日だから」と簡単に考えず、すぐに主治医に連絡し指示を仰ぐのが賢明です。
若年者・歯周病・矯正中などの方の脱離は、著しく移動してしまうため特に気を付けて頂きたいと思います。
被せ物の繰り返しの脱離
セメントの劣化等で脱離した被せ物の場合、再度付け直すことも可能です。しかし脱離を頻繁に繰り返す場合は、脱離する何らかの原因があるため、原因追究・対策を行なった後に再製作が望ましいと思います。
このような場合のほとんどが不適切な窩洞形成・被せ物精度が原因と思われますので、脱離を繰り返す場合、同じ歯科医院ではしっかりとした対策はできないかもしれません。
被せ物・詰め物が脱離した場合、自己判断せず必ず掛かりつけ医に連絡しましょう。
被せ物・詰め物が脱離するにはいろいろな原因が考えられますが、主な原因は、
・むし歯
・噛み合わせ具合
・歯質の状態(脆弱・高径など)
・不適切な窩洞形成(浅い・維持不良など)
・被せ物、詰め物の精度(適合精度など)
・形態不良(歯間ブラシ、フロスが通しにくい・引っかかるなど)
・材質の劣化
・合着剤(セメント)の劣化
などです。
脱離しても「忙しいから」「めんどくさいから」「痛みがないから」「不自由ではないから」などの理由で、長期に脱離状態を放置される方もいらっしゃいますが、放置することにより歯が傾いたり・移動して隣や相手(対合歯)の歯に接触したり、噛み合わせが狂ったりと時間が経てば経つほどその後の治療に影響し、治療が長引く可能性は高くなります。
口腔内の状態にもよるため全ての方とは言えませんが、多くは1日放置しただけでも移動してしまいますので脱離した場合はすぐにでも掛かりつけ医に連絡もしくは受診することをお勧めします。
また治療中の場合、セメントや仮歯の脱離・破損は、薬の漏洩や歯質の破損、そして噛み合わせに支障をきたすだけでなく、次回に適切な処置が行えなくなってしまう場合もありますので「治療中だから…」「もう少しで次の予約日だから」と簡単に考えず、すぐに主治医に連絡し指示を仰ぐのが賢明です。
若年者・歯周病・矯正中などの方の脱離は、著しく移動してしまうため特に気を付けて頂きたいと思います。
被せ物の繰り返しの脱離
セメントの劣化等で脱離した被せ物の場合、再度付け直すことも可能です。しかし脱離を頻繁に繰り返す場合は、脱離する何らかの原因があるため、原因追究・対策を行なった後に再製作が望ましいと思います。
このような場合のほとんどが不適切な窩洞形成・被せ物精度が原因と思われますので、脱離を繰り返す場合、同じ歯科医院ではしっかりとした対策はできないかもしれません。
被せ物・詰め物が脱離した場合、自己判断せず必ず掛かりつけ医に連絡しましょう。
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