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歯科技工士との連携 - vol.35 -

“大切なパートナー”

当医院の補綴物(かぶせ物・入れ歯など)は全て外注(日本製)で製作しています。


全てが手作業でひとつひとつ丁寧に時間を掛け、完成させるためクオリティの高い補綴物に仕上がります。それには医院側と技工所側でお互いの専門の立場からの意見交換を密に行い、時折製作途中の補綴物を見ながらの打ち合わせも行います。


治療・調整は歯科医任せ、補綴物製作は技工士任せだけでは、決して良いもの生まれません。歯科医師は歯科技工士を、歯科技工士は歯科医師をそれぞれ大切なパートナーそして信頼し合える環境作りをお互いにし合うことで、患者さんに本当の意味で満足していただける補綴物が製作できるのではないかと思います。



当医院では歯科技工士がチェアーサイドに立会うことがあります。治療計画・試適・歯の色撮影(シェードテイキング)・手順などより専門的な部分を歯科技工士にライブでみてもらわないと伝達できない部分があったり、補綴物を製作するにあたりより多くの情報を得ていただくため立会う機会を大切にしています。


歯型・歯科医院から渡された写真だけでは得られにくい情報が実際には多くあります。歯科技工士の専門的な観点からの分析は、より満足していただける補綴物になり皆さんに提供できます。


補綴物を製作してくれる歯科技工士とその場で質問もできますし、要望も聞いてもらえる点は本来のオーダーメイドと言えるでしょう。


皆さんに質の高い補綴物を提供するには、歯科技工士との連携プレーが何より大切なことですから、常に同じ目線で同じ目的意識をもって取り組む姿勢を心掛けています。