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歯根吸収について - vol.33 -

歯根吸収とは、歯の根(セメント質・象牙質)が溶けることですが、乳歯から永久歯に生えかわるときに起こる生理的な歯根吸収と、炎症・外傷・埋伏歯・矯正などの影響により溶けてしまう吸収があります。またそれ以外に原因が特定できない吸収もあります。

軽度であればさほど問題にならず経過観察していくことになりますが、進行が著しい歯根吸収は抜歯を必要とします。


Case 1


根の先の炎症が長期にわたり存在したため、歯根が吸収したもよう





Case 2


歯肉の炎症を繰り返し、その都度外科処置を行っていたようである




保存不可能と判断し、抜歯  歯根の吸収が著しいのがわかります






Case 3


レントゲン撮影したときに発見  症状はないが、原因不明





歯根中央部が著しく吸収しています