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「百聞は一感にしかず」 - vol.102 -

「百聞は一見にしかず」ということわざがあります。

このことわざは…
人から何度話を聞くよりも、実際に自分の目で見た方が確かでありよくわかるということです。

歯磨き指導を行う場合、「百聞は一見にしかず」で理解していただき実行できればいいのですが、なかなかそうはうまくいかないものです。各々歯並び・力加減・磨き方・回数・使用道具等そして考え方も異なるなるため、方程式に当てはまらいことがほとんどです。


歯磨き方法を患者さんに伝えるには、話して見てもらうより、体験がもっとも活きるため、このことわざをアレンジして当院では造語になりますが、「百聞は一感にしかず」 という言葉を使っています。

何度繰り返し聞いても、実際に見ることよりも、一度実際に体験し肌で感じてもらった方がよくわかり、確実ではないかという考えです。

技術は、聞いて 見て だけでは、覚えたり、身につくものではありません。体験がすることで聞くこと見ることよりも身に染みるのです。


ブラッシング指導は、「百聞は一感にしかず」がしっくりする感じがします。