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破折歯の接着再植法

症例 9 - vol.57 -

46歳 女性




「奥歯の銀の被せ物が外れたので近所の歯科医院で診てもらったら、歯が割れているので抜歯を勧められました。
なんとか抜かない治療法でとお願いしたら、プラスチックのようなものを詰めてくれました。しかしこのままではいけないと思い…」相談で来院されました。





上顎の最後臼歯の歯根が真っ二つです。
幸にもレントゲン上では近遠心の歯根膜にはダメージは少ないようです。
抜歯してなくなってしまう前にダメもとでいいので残して下さいと保存治療を強く望まれたため、外部接着再植法を行うことにしました。








抜歯してみると根管充填剤が感染により黒色に変色しています。
歯根膜組織はレントゲン写真で推測した通り、近遠心は思ったよりダメージはないようです。根尖部の歯根膜組織の一部は消失しています。









破折した断面の適合状態を確認します。
きれいに接着面は合うのですが、接着面の感染資質を削合する必要があります。









破折面の感染物質を可能な限り除去しました。残りの歯質の着色は変色です。










破折面の歯質を削合したためセメント層が厚くなりましたが、SB+コア材にて補強を兼ねて接着修復とデブライドメントを行いました。








接着修復直後
接着修復歯を抜歯窩中央に位置決めし、隣在歯(仮歯に替え)とwire固定しました。








2週間後









1ヶ月後








2ヶ月後
骨が回復してきています。








3ヶ月後








4ヶ月後








5ヶ月後
かなり歯槽骨が回復しました。








7ヶ月後