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救済治療・再生療法／概要

概要

ここでは他医療機関で治療を断られたり、さじを投げられたり、抜髄（神経除去）を勧められたり、抜歯宣告を受けたり、治療をしたにも関わらず不具合のある歯を救済したり、再生療法を行なった症例の一部を紹介します。 診断と治療法で諦めかけていた歯でも条件によっては救済・再生できる場合もあります。

歯の救済治療・再生療法は全ての歯に対応できるものではありません。 全身状態・口腔内環境・対象となる歯の状態が治療可能かどうかを見極めての判断となりますのでご理解下さい。

意図的再植法 一度歯を抜いて、細菌感染した部分を取り除いたり、治療してからもう一度元の場所に戻す方法です。
難しい再根管治療 口腔内での再根管治療が困難な場合に対応する方法です。
破折歯の接着再植法 破折した歯を一度抜いて、口腔外で接着修復治療を行ない元の位置に戻す方法です。
重症歯周病の処置 口腔内での歯周病処置が困難な場合に対応する方法です。
歯の移植（自家歯牙移植） 保存治療することができない歯を抜いて、その場所へ本人の親知らずなどの歯を移したり、欠損部分（歯のない部分）に本人の適する歯を抜いて移す治療です。
穿孔部の修復
（パーフォレーションリペア）		 口内法 歯科治療によって誤って根管・髄床底などに穴を開けられた場所を修復することです。 状況によっては再植法を適応する場合もあります。
再植法
歯髄（歯の神経）温存
暫間的間接覆髄法（IPC）
Doc’s Best Cement		 神経をできる限り残す治療法で、薬剤・セメント等によって温存できる場合があります。
歯の挺出（Extrusion） 歯を部分矯正によって挺出させることです。
自然挺出法 歯を意図的にではなく自然に挺出させる方法です。
根管内異物除去
(破折リーマー・ファイルの除去)		 根管内に取り残された破折片を除去します。状況によっては再植法を適応する場合もあります。
その他