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破折歯の接着再植法

症例 7 - vol.37 -

67歳 男性



「以前からこの歯で噛むと何か変な感じがしていましたが、ここ最近歯茎を見ると赤く腫れていて膿も出ます。」と来院されました。



ブリッジの支台になっている歯ですが、サイナストラクト(旧名 フィステル)と歯周ポケットから膿が出てきます。






近心部の根中央周辺の骨が炎症により溶けているようです。
状況から歯根破折を疑いました。

補綴物を除去すると歯根破折が確認できましたので、外部接着再植法にて保存することにしました。






再植に先立ちExtrusionを行います。







10日後 順調に挺出しました。
 









抜歯した歯を観察すると、近心から口蓋側そして遠心に破折が認められました。
遠心には膿が溜まった組織も確認できます。








近心の破折線を探針で触れると、歯根の一部が簡単に分離します。




 




根管内の残存スクリューポストの除去、根管治療・根管充填、破折の接着修復&補強を行いました。







再植直後







3週間後 落ち着いています。







1ヶ月後
近心の骨が回復してきました。







2ヶ月後
骨が緻密化してきました。







3ヶ月後
安定しています。







支台のビルドアップ テンポラリ―仮着







テンポラリー装着1ヶ月後
問題なく経過しています。








テンポラリー装着2ヶ月後







テンポラリーをwire補強で延長し、ポンティック部に固定仮着し2ヶ月後
歯根破折してたとは思えないほど骨が回復し緻密化しました。