トップページ > 救済治療・再生療法 > 難しい再根管治療 … > vol.75 症例 12 …


難しい再根管治療

症例 12 - vol.75 -

43歳 女性



「小学生高学年時に階段で前歯をぶつけ、歯茎が腫れ、歯がグラグラして痛かったのですが、徐々に治まってきたので現在まで放置 数年前から歯の変色が気になり、いずれ歯が抜けてしまうのではないかと不安です。」と他の歯の治療中に診査希望されました。


歯が変色しています。
根尖部に透過像を認め、唇側歯肉を押さえると違和感があるようです。
根尖部形態が周囲の根と異なりますが、歯根が完成時期にぶつけた可能性 炎症による歯根吸収が考えられます。





神経の生活反応がないため髄腔開拡を行なうと根管内は膿で充満しています。(矢印)





根管を洗浄 貼薬後 再植に先立ちExtrusionを行います。





挺出してきました。





根尖部に炎症性組織(肉芽組織)が存在します。






根尖部の炎症性組織を切除していくと…


 



根尖部は歪に吸収しています。


 

 
根管治療 根管充填 歯根端切除 デブライドメントを行いました。






再植直後






1ヶ月後





2ヶ月後
根尖部の透過像が消失しました。






3ヶ月半後
ビルドアップ テンポラリーを装着して1ヶ月後





5ヶ月半後
オールセラミッククラウン(ジルコニアフレーム)を装着しました。
根尖部の透過像は消失しています。






1年7ヶ月後
安定しています。