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根管内異物除去(破折リーマー・ファイルの除去)

症例 3 - vol.31 -

45歳 女性


「2年程前に頬っぺた側の歯肉が腫れ、噛むと違和感があったため根の治療を繰り返していましたが、一向に治らず、主治医にもうこれ以上良くなることはないので2本インプラントにしましょうと言われました。ほんとうにインプラントにしないとダメでしょうか?」と来院されました。





レントゲン写真と照らし合わせながら話を詳しく聞くと、どうやら症状のある歯には手を付けず、今までずっと隣の歯の治療(1~2ヶ月間に1度の定期的な根管治療を2年間)をされていたようです ???
症状がある歯の根尖周囲の骨は溶け、病巣と接している歯根は吸収しています。そして根管内には根管治療器具(ファイル)の破折片が取り残されています。
事情をお話しし、原因の歯の治療(ファイル除去・感染根管治療)を行なうことになりました。






根管は2根あり、口蓋側の根管に根管充填剤と破折ファイル(矢印)が確認できます。






根管充填剤を除去し、慎重に破折ファイルを除去していきます。






超音波振動により破折ファイルが浮き上がってきました。






除去した破折ファイルです。
ファイル除去 感染根管治療後は今までの症状が嘘のようになくなり、快適になったようです。






最終補綴物装着時
根管充填はSBにて行い、支台築造・最終補綴物を装着しました。
わずかに歯根吸収と接している骨に透過像が認められますが、経過良好のようです。
透過像は今後時間と共に消失すると思われますので、今後は定期観察に移ります。






最終補綴物装着1年5ヶ月後
良好です。