症例集/補綴
補綴症例
症例 1 / 28歳 女性
(メタルボンド)
審美改善を希望され来院されました。
- 最近治療をして新しい歯にしたようですが、色・形が満足しないので作り替えを希望され来院されました。
- ブラッシング指導で、歯肉が健康になったのを見計って修復しました。
症例 5 / 68歳 男性
(メタルボンド+メタルボンドブリッジ)
「1ヶ月前に下の前歯5本にセラミックの歯を入れましたが、治療後から歯茎が腫れて痛くて痛くて辛いので診て下さい。」と来院されました。
- 歯髄炎症状と広範囲に骨吸収している歯を含めてブリッジを装着したため、歯肉が腫れ、多量の膿が出る状態でした。
- 広範囲の骨欠損で保存が難しいため原因歯を抜歯し、メタルボンドブリッジを装着しました。 上顎小臼歯も再治療希望により、メタルボンド(単冠)にて修復しました。
症例 6 / 54歳 男性
(メタルボンドブリッジ)
「前歯がグラグラして気になる」と来院されました。
- 上下の前歯は乱雑な歯並びが原因で、見かけより骨の吸収が進んだ歯周病のため上下4歯ずつ(上顎1歯は口蓋側転位)を抜歯し、上顎6歯 下顎5歯のブリッジで対応しました。
症例 7 / 62歳 女性
(メタルボンドブリッジ+充填)
「歯周病がひどく、治療をしても芳しくないので悩んでいます。」 と来院されました。
- 上顎前歯部は4歯、下顎前歯は3歯ブリッジ、下顎左右臼歯は単冠 歯頸部はコンポジット充填。
症例 8 / 57歳 女性
(メタルボンドブリッジ+ゴールドクラウン)
「歯周病で将来が心配で悩んでいます。」 と来院されました。
- 上下顎前歯部は歯周病が著しく進行し骨欠損が広範囲であったため、残念ながら上下3歯ずつ抜歯になりましたが、ロングスパンブリッジで対応しました。プロビジョナルで骨が回復するまで長期様子をみてからブリッジ製作をしたため、きれいにまとまりました。(補綴物は姉弟が製作)
症例 12 / 53歳 女性
(メタルボンド+ゴールドクラウン)
噛み合わせがずれるため治したいと来院されました。
- 家族から顔が歪んでいる・歩き方がおかしいと言われ、気にされていたようです。
- 仮歯で噛み合わせの位置を徐々に整え、顔の歪み・歩き方が改善したため全体の修復をしました。
症例 13 / 65歳 女性
(メタルボンドブリッジ+ゴールドクラウン)
「これ以上は治せない歯周病ですと前医に言われ、見捨てられました。何とかなりませんか?」 と来院されました。
- 今までの数軒通った歯科医院で歯周病と診断され、色々治療したようですが、歯がぐらぐらでどこで噛んでいいかわからず、ずっと通院していましたが最後には見捨てられたとおっしゃっていました。 入れ歯を覚悟していたようですが…
- 噛み締めによる顎位の低下と著しい動揺があったため、習癖の見直し ・ 顎位の改善 ・ MTMをしながら安定した顎位を求め、最終的な補綴物を装着しました。長期に様子をみながらの治療でしたが、一番気にされていた動揺もすっかり治まりました。
症例 14 / 52歳 女性
(ハイブリッド前装ブリッジ+ゴールドクラウン)
「20歳頃からちょこちょこ治療を繰り返しているため口の中全体が心配です。今回はしっかり治したい。」 と来院されました。
- 上顎は6歯支台のロングスパンフルブリッジのため、前装ブジッジで対応しました。
症例 15 / 59歳 女性
(ハイブリッド前装ブリッジ+プロビジョナル仮着)
「歯周病で悩んでいます。何とかなりませんか?」 と知り合いの先生からの紹介で来院されました。
- 上顎はMTM ・ 前歯部の骨改善後 6歯支台のロングスパンフルブリッジで対応しました。 下顎は義歯を装着予定でしたが、治療途中から扁平苔癬の発症と患者さんの希望で右側はプロビジョナルを仮着、左側は現状で様子をみることになりました。 かなり良いところまで回復してきていたのですが、下顎が少し残念です。
症例 16 / 70歳 女性
(メタルボンド単冠&ブリッジ+ゴールドクラウン+アタッチメント片側遊離端義歯)
「最近セラミックの歯を入れて治したんですが、満足できません。しっかり治したいです。」 と来院されました。
- 健全歯(上顎右側犬歯・下顎前歯 5歯)以外の治療のやり直し(8歯再根管治療)と被せ直し希望で全顎治療を行ないました。 歯頸線の調和が難しく多少の妥協点が残ったのですが、患者さんにはとても満足いただけました。 審美的要素もありましたが、補綴物の段差がなくなったことがとても 気にいっていただけました。
- 下顎左側の欠損部は外科的処置や右側にまたぐ義歯は避けたいとの希望で、片側の遊離端義歯をアタッチメントで対応しました。(義歯を外す時のノブを付けてあります。)
症例 17 / 61歳 女性
(ハイブリッド前装ブリッジ+両側遊離端義歯)
「ずっと治し続けているのですが、あまり芳しくありません。次は上顎前歯4歯の抜歯を宣告されました。 抜かないとダメでしょうか?そしてもう少し良い入れ歯ができないでしょうか?」 と来院されました。
- 上下顎ともにコーヌスクローネ義歯が装着されていましたが、内冠の適合不良による二次カリエス 、咬合構成のアンバランスから支台歯の動揺 ・ 骨吸収 、その他根尖病巣と多くの問題を抱えていました。
- 上顎前歯4歯は咬合の再構築で動揺が治まったため、保存できました。両犬歯はExtrusionを行ない骨の改善と歯頸ラインと整えることが出来たため、上顎はブリッジ(3分割)で対応しました。 下顎は3前歯 臼歯1歯 しかないため、両側遊離端義歯で対応しました。
症例 18 / 57歳 男性
(マグネット付部分床義歯 メタルボンドブリッジ)
「前医に今残っている歯を全部抜いてインプラント治療を勧められたが、残っている歯を利用した治療ができないか」と来院されました。
上顎は3歯・下顎は4歯 残存
- 患者さんのこれ以上歯を失いたくないという思いが歯磨き予防に生かされ、口の中の環境が整ったため、長期にわたる治療用義歯・プロビジョナルレストレーションを得て、残存歯を利用した補綴処置が可能になりました。
- 上顎は前歯1本をマグネット処置し、臼歯咬合面に金属歯を使った局部床義歯。
- 下顎は4歯を利用し、両側臼歯に1歯ずつ延長し、フルブリッジで対応しました。
症例 19 / 66歳 女性
(ハイブリッド前装冠+ゴールドクラウン 部分床義歯)
「前歯が脱落したのをきっかけに全体を治したい」と来院されました。
- 下の入れ歯を作ったにも関わらず、痛くて入れていられないためここ数年前歯だけで食事をしていたそうです。消化が悪いため食後の胃薬は欠かせなかったようです。
- 残存歯はブリッジ、欠損部は臼歯咬合面に金属歯を使った両側遊離端義歯で対応しました。
症例 20 / 73歳 女性
(全部床義歯・ハイブリッド前装冠)
「入れ歯が合わなくて食べられないので治したい」と来院されました。
- 義歯をはずしてみると、咬合平面の乱れが目立ちます。
- 仮歯の治療用義歯で咬合平面の補正と咬合高径の拳上、部分的な歯肉整形を行なった後、上顎は無歯顎のため金属歯を使った全部床義歯、下顎は局部床義歯の右側の床下に保存可能な歯(矢印 赤)が残っていたために、ブリッジで対応しました。
症例 21 / 67歳 女性
(マグネット付全部床義歯・ハイブリット前装冠)
「噛む場所がなくなって心配です 時間がかかってもいいから治したい」と来院されました。
- 長期にわたり前歯で噛む習慣があったため、仮歯と治療用義歯を使って噛み合わせの安定する位置で修復しました。
- 上顎は3歯 マグネット処置し、金属歯を使った無口蓋全部床義歯
- 下顎はブリッジで対応しました。
症例 22 / 49歳 女性
(メタルボンド)
- 歯磨き圧が強く、歯肉が傷みつけられ全体的に歯肉退縮していました。精密なかぶせ物に作り替え、適正なブラッシングを心掛けた部位(矢印 赤)は歯肉が元の位置に戻ってきました。(歯肉の手術は行なっていません。)
- 歯肉の治癒力には驚かされます。
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